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舌癒着症のブログです!舌癒着症の会作成の冊子より引用してます。
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手足が冷たいなどの症状が、呼吸が楽になるために良くなります。
肩凝りや腰痛、胃腸の調子が良くなります。
子供によっては、アトピーの症状が改善される場合もあります。
睡眠が深くなり精神が安定します。
おっぱいの飲み方が強くなり、お母さんの乳腺炎は減ります。
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正常な児のおっぱいの飲み方は、舌を突き出して乳首を包み、
乳輪部を咬んで反射を起こさせて口腔内に溢れ出てきた乳を咀嚼して飲みます。
このとき(舌を前に突き出すと)喉頭蓋・喉頭は上に持ち上がり鼻腔とつながり、
飲みながら呼吸が出来ます。


舌癒着症の児は、舌全体が前についていて、喉頭蓋・喉頭・気管が上の方に片寄っています。
このため、おっぱいを飲もうとして舌をだすと鼻と喉頭がズレて気が出来なくなります。
おっぱいが飲めないのは、舌の動かし方が悪いのではなく、呼吸が苦しくて飲めないのです。


それでも児は飲もうとして、舌を出すかわりに乳首を口の中に深く吸い込み
舌で無理矢理、乳首を吸います。
その為に乳輪を歪めたり潰したり、乳首に擦り傷をつけます。
また舌体の吸運動で舌の上が肥厚して白くザラザラしてきます。
これでますます乳頭を傷つけるようになります。


吸う運動ばかりなのでほっぺの筋肉が肥厚して頬が腫れて見えます。
咬筋を使うチャンスが減り顎の発育が悪くなります。こめかみがへこんでいます。
おっぱいを飲みながら寝てしまうことが多く見られます。
おっぱいを飲んでいる最中、気管におっぱいが入りやすいため、
むせることが多い舌癒着症の赤ちゃんは、酸素飽和度が急に下がってしまいます。
すると、最後まで飲みきれずにやめてしまったりします。


その他、吸啜障害のもう一つに、脈の上昇があります。
おっぱいを飲みはじめて急に脈が上がりますと、疲れてやめてしまい脈が下がります。
脈が下がるとまた飲みはじめ・・・、と繰り返し、最後には疲れ果てて眠ってしまいます。
この時は、過呼吸の状態になり、全速力で走っているのと同じ状態になってしまいます。


これでは、おっぱいを飲むのも大仕事になってしまいます。
指しゃぶりも舌癒着症の子供に多い現象です。
指をしゃぶったり、おっぱいを吸っていないと眠れない子供は、
しゃぶっていると呼吸が安定しています。
どうやら、指しゃぶりは無呼吸による、低酸素状態を回避する為に始まるようです。
(指を外すと無呼吸が出てきます。)

この病気は、これまで舌小帯の異常としてのみ、考えられていました。

舌小帯異常、舌小帯短縮症、つれ舌などとも呼ばれていますが、
正しくは先天性舌癒着喉頭蓋喉頭偏位症といいます。

これではあまりにも長いので、「舌癒着症」といいます。
舌小帯は舌の裏側のすじのことです。

舌癒着症とは、舌小帯が舌の先に付いているかどうかではなく、
舌が前にあるかどうかが問題なのです。

舌癒着症とは、先天性の舌と喉頭蓋、喉頭の異常で、常染色体の優先遺伝です。
この状態のヒトの方が多いわけです(ということは、
あなたやお子さんが舌癒着症であっても特別に以上である訳ではありませんね。)。
舌小帯(ぜっしょうたい)手術の歴史は古く、古代中国(BC1050)にはすでに行われていました。
もっともこの手術は、言語障害の治療として行われていたのです。
昔、赤ちゃんがおっぱいを飲めないで死ぬ率が高く、パレ(1510?~1590,フランス人の外科医)が
舌小帯を切るばかりではなく舌を頤下筋(いぜつきん)まで剥離すると赤ちゃんの状態が良くなることを見付けました。
それ以来、ヨーロッパでは赤ちゃん全員に洗礼日に助産婦がこの手術を行っていました。
しかし、今世紀になり、ある医者がこれをやるべきでないと言い出し、最近の小児科の本にはこの疾患は取り上げれておらず、しかも「この手術をするのは、間違いである」と書かれています。
「舌癒着症」・・・、初めて聞く人も多いと思います。
「舌小帯」とは違うのでしょうか。
字を見ると、「舌」が「癒着」している「症状」のことですね。
舌がくっついていると、一体何の不自由があるのでしょう。
話が出来たり、食べ物をたべられたりすれば、別に何の不都合はないように思えます。
多少、おっぱいが飲みにくくても、その子の持って生まれたものなのだから、
そのままにしておいた方がいいのでしょうか。
そこで「舌癒着症」について、向井先生の講演録(1993年3月自然育児友の会 会報NO.100)より
引用し、舌癒着症の手術についてどういう思いで望んだらよいか、を考えてみました。
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